4月21日
クリエート浜松に小栗豊さんの個展を見に行きました。大学の同級生です。
案内状を頂いた時、この状況下で開催することがまずすごいと思いました。
しかしクリエート浜松が市の施設であることから、急遽水曜日からは休館と決まり、まだ開催二日目にして最終日となった今日出かけたというわけです。
小栗さんの展覧会以外、全ての展示会場が閉まっていました。でも一階のララカフェはやっていて若いカップルがお茶したり、グループのミーティングらしきものが行われていたりしていました。あまり危険は感じませんでした。
さて作品展。広い会場に4人ほどの人。
毎年この会場での個展をもう25年も続けているのは立派としか言えない。
メインストリームがとか、今の最前線はとか、世界の美術はとか、商業画廊で売りたい、とか言ったことには関心がなく、加えてある種の打算や営業、出世欲といったものがこの人にはないと思ってきましたが、話してみるとそれは違うらしいけれど、ともかく社交や世俗からは遠いところで好きに制作している彼の今年の新作を楽しく見てきました。
センスいいなあと思うし、自由だなあと思うし、なにより、慇懃な嫌な感じがしなくて、いろんな面で私に無いものあるなあと思います。
持ち物が少ないせいだろうか。きっとそうだろうと思いました。