4月28日 火曜日
お弁当を持って、犬と夫とで、佐鳴湖の上の公園に行きました。
アトリエにしている家からだと歩いて10分くらいです。
佐鳴湖公園は東岸と西岸にあります。西岸の方が広くてよく整備されていて人が多く訪れます。その西岸にあるしかるべき道を湖畔から登っていくと、湖畔ではないところにもう一つ公園があります。それが上の公園。そこは、湖畔からではなく高台の住宅地からもアプローチができるのですが、そこの駐車場も今は閉鎖なため、近所の人しかこれません。
広い広い公園に数名の人。美しい新緑の広がる市民の場なのに。
違う世界に住んでいるような感覚です。
ケータイが鳴って、出ると、母のケアマネさんでした。
何の連絡?と不安になります。
5月のミーティングやめましょう。
たみ子さんはお変わりありませんが、朝ヘルパーが訪ねても休んでいることが増えました。排泄の失敗も時々あります。ということ。
今は高齢者に会うなと言われ控えていましたが、一人で頑張って暮らしている母に会いに行こうと思いました。
その少し後、今度は姉の施設の施設長さんからの電話。
また不安になります。何かあったのかと。
訪問診療の結果のこと。この頃の様子。笑顔を見ることが時々ありますよ。
そしてお金のこと。
預かっているお金が足りなくなってきましたのでと。
施設に支払うお金はほとんどが引き落としですが、日常に必要なものの買い物などのためにもお金は入り用で、毎月20000円を手渡しで預けています。
消費税率の引き上げで、姉のような一級障害者には一律月に5000円の障害者年金増額が始まっています。
これは助かるなと思いました。
姉の場合はいただく年金とかかるお金の差額が、現在月9万円くらいになりました。もちろん赤字で。
新緑の風に吹かれて、母と姉のこと、姉のお金のことを思いました。
終息まで姉の施設は面会謝絶ということです。