5月5日 火曜日 こどもの日
今日も朝からさくらんぼの収穫。とってもとっても、昨日青かった実が今朝は赤くなっています。でも今朝はだいぶ先が見えてきました。
午後から藤枝に。
袋井で厄除けだんご。
掛川で新茶。新茶が無いと思い込んでいたけれど杞憂でした。
茶町というすてきな名前のまちが藤枝にはあって姉がそこにいます。
面会は出来ず施設の担当者さんとお話。今の様子新しい必要となったものなどについて。担当さんに会えただけでも来てよかった。
つぎに母がひとりで住む実家に。
母は必ず笑顔で迎えてくれる。
遠くからよく来てくれたのう。ご飯は?道んこんでないっき?といういつもお決まりのことば。認知があるからことばはお決まり。つぎのお決まりは、久子は今何人で住んでる?
ふたりだよ。
えーたったふたり?
こどもたちは?
えー大阪!えー横浜!下田!!と驚くのもお決まり。これらがずっとヘヴィーローテーションされる。
母が言いたいことはつまり、自分はたったひとりでこの家に住んでいる。かつては大家族だったのにということらしい。お母さんは何人で住んでいるの?と聞き返して欲しいのだ。だから何回目かのローテーション後に、聞き返すようにしている。
聞き返したあとは様々で、やっとで生きているよと弱気の愚痴になる時と、ひとり!!と笑って人差し指をあげるとき、それから別の話題になる時も。
今日の母は元気で、コロナのこともよくわかっていた。だってテレビでやってるもんと笑った。
ヘルパーさんが何から何までやってくれてあり、家事はほとんどせずに母と厄除けだんごを食べた。
庭が荒れ放題で空き家のようだ。実りすぎている果実が実家にもあった。
同行してくれた夫がたくさんの夏ミカンを収穫してくれた。
ケアマネさんに指定された書類に押印し、母の笑顔に見送られて帰宅。
母にこの可愛い笑顔を授けてくれた神様に感謝だ。
それにしても、誰かに会うということは、素晴らしいことなんだと改めて思った。