7月12日 日曜日
言葉は生まれたそばから消えて行く。
書きたいことがたくさんあったのに、あとでとしたらもう無くなっていた。
今日は亡き父の誕生日で、命日は忘れていたのに誕生日は覚えていた。
コロナの専門家会議の尾身という人がよくテレビに出てくるけれど、あの人の眉を八の字にして話す困ったような表情が晩年の父に似ているとよく思う。
アートカゲヤマでの2008年の個展の備忘録と芳名帳を振り返る。
あんな人こんな人たくさん来てくれている。
高校の同級生達がお祝いの席を設けてくれたことなど思い出す。
藤枝でやることの意味をあの時の方が意識していたかもしれない。