10月25日
個展2日目です。
ホテルわかさの朝ごはんで昨日の詩の関係者の方々と再会。詩の世界の人たちの内向について少し感じることができました。
読書と刺繍をちょっとしてから10時の開館に合わせて、足利市美へ。『瞬く皮膚』展。
するとそこにもまた詩の人たち。
こんなにまみえているのにどこかパラレルででもなんとなく交わっての不思議なディスタンスでした。
皮膚をテーマの展覧会、ものすごく面白かった。震撼の作品ばかり。でも、ちょっと過剰でもありました。押し寄せてきました。
今道子さん、衝撃的。田附さんは、男性の皮膚だ。
子どもを撮っている女性作家たち。気持ちはわかる。子どもはずっとハハの皮膚の内側だもの。でも、、と思った。
クローズアップしない風景の写真、歩いて撮った地球の皮膚が美しかった。
ギャラリーに戻ると地元のおじいさんたちがお茶している。私の作品の中で。良い。
彼らの世間話に付き合っていた午前中。こんな展覧会もあるんだね。良い。
港千尋さんがお昼すぎに来てくださいました。
なんてすごい。
港さんはなぜいつも私が聞きたい言葉を誤差なくシャープに伝えてくれるのだろう。
聞くまではわからないのに聞いてみるとそれが私に必要なことだったとわかる。それは私が今まさに求めていたことだったと知れる。
そして今日は、彼は誰に対してもこんなことができるのだろうと突然わかった気がしました。
続けてさとう陽子さんがきてくださいました。
7日のトークの打ち合わせを兼ねて。
彼女はいつも本当にしっかりと作品を見る。
私の変化、今回の、私らしくない部分とその意味、そういったことまでも。
トークの打ち合わせが意外と出来なかったけれど、私はさとうさんへの信頼をベースに安心して喋れると確認出来ました。