乾久子 『ことばのまわり〜港をあるく〜』
フェルケール博物館 一階ギャラリー
今日から始まりました。
博物館の企画展ではなく、13メートルほどのレンガの壁のあるスペースでの展示です。
博物館ができて2年ほどしてから、ここを地元作家のための企画展示スペースに使い始めたそうです。
作家にとって2ヶ月という展示期間はありがたい長さです。
持ち込み企画はなく、学芸員が探したり、どなたかの紹介で決まっていくということでした。
私は静岡市のギャラリーsensenciの柴田さんに推薦していただきましたが、いろんな人に向けて開かれた企画であると感じています。
会場にはほとんど作家はいなくて、来館の方に展示を見ていただくスタイルです。
これまで芳名帳やテイクフリーの作家資料などは置けたそうですが、コロナ対策でこの春からは中止になっています。
どなたがみえたかわからないのは、案内状を出した身としてはちょっと心苦しいのですが、自分の作品を誰かが見てくれたはずと思えるだけでも良いのでしょう。本来、美術館や博物館の企画展示であればそのスタイルなのですし。
私は、5日土曜日には会場にと思っています。
あとは、できるだけ土曜日ごとに清水に出向いて、港を歩いて清水のことのドローイングをしてみたいと考えています。
港を歩いてドローイングってどんなことができるのか、自分でも見当がつきませんが、潮風や風景が描かせてくれるような気がします。
DM撮影の時の港の風景です
DMに使わなかったもう一つの作品です。このあとまた変化しました。 清水市がもうなくて静岡市清水区なのは地元民としても残念ですが、やはり清水は清水だと思います。