やはり清水のことはもっと書いておかねばなりません。
三保の松原に行きました。
いつぶりか思い出せませんが初めてではないはず。
天女の羽衣伝説をまずは知りたくて、みほしるべという世界遺産記念施設に寄ってみましたが、子ども向けの本が2冊あっただけでした。
説話、伝説、昔話、そのどれなのかもわからなくて、誰かの再話というものでもなさそうでした。
でも、天女は舞い降りてきたし、美しい薄ごろもは海辺の松の枝にかけられたのです。
三保の松はどれも横ばいで、まっすぐなものが少なかった。
と思いましたがとってきた画像を見ると横ばいは羽衣の松だけのようです。
植木屋さんの手の入らない自然のままの松は力強いと感じました。
狩野永徳の松も力強いと今急に思いましたが砂浜の松の方が屏風絵などより圧倒的なのでした。
松は美穂神社に続く神の道の両側にも。
神の道という参道。
ファンタジーの世界への架け橋。
神様はいるけれどちゃんとこの道を歩いて会いにきてくださいねと言われることは訪れる者にとってもとても良いこと、丁寧なことと思いました。
私たち一人ずつが丁寧な思いで歩く木道。木の道を歩くだけで、足もとから浄められるような感覚がありました。
三保は清水の中でも特別な場所だと、清水在住の方が話してくださいました。