高校の講師の仕事が一段落しました。
受け持っているのが高校三年生だけなので、彼らは2月から家庭学習。
短い三学期が終わって、作品の採点も、成績付けも終わりました。
あとは、返せてない作品を教室に届けに行くこと。
毎時間ごとに書いてもらった振り返りカードにコメントを書いたのでそれを渡しに行くこと。
卒業式の日に大切な人に届くように授業内で描いた絵手紙を、2月27日に忘れずに全員分投函すること。
それで私の今年度の教える仕事はひとまず終わりです。
それにしても年々歳々生徒たちが可愛くなるのは私が歳をとって行くからでしょうか。
こんな私の授業でも、楽しかった、大好きだった、美術が好きになりましたなどいってくれる18歳たち。
先生写真撮ろうよと最後の授業ではぎゅうぎゅうと密にくっついて自撮りしてスマホを見せ合う女子たち。
何年やってもこれでよしということがなく、来年はもっとこんな風にと思うのですが、まだ来年はあるかしら。
先日は50歳になった卒業生が展覧会を見に来てくれて、愛されているんだなあと思いました。私はそれだけのことができていたのかしら。
いろいろなことを思うけれど、眩しいばかりの10代と一緒に居られるのはともかく幸せだということです。