2月23日
明日はいよいよ、グランシップの1回目の設営です。
ガラスショウウィンドウと、二階エスカレーターホールのところ。この2箇所が3月1日からの展示です。
次回の設営は5月18日19日20日で、この全てが終わってようやく全館展示終了。
フライヤーは全館の展示が終わって撮影も終わってから制作するそうでまだ仮フライヤーの段階です。
その仮フライヤーもまだ最終稿となっていないため公開できないのは残念ですが、何かの企画展というよりは、文化施設の中での展示ということなのでこの感じなのかなとだんだんわかってきました。
でも、タイミングはさておき、仮フライヤー作りもまた私にとっては制作そのものでした。
キューレーターの白井先生が細部まで本気でこだわり、デザイン担当の岩科さんがそれに応じるという応酬の中での二転三転。
一つ一つ言葉や画像を確かめ合っていく中で、私自身も考えが変化しさえするような、刺激的なやりとりの連続でした。
プロのデザイナーさんの場合は、遠慮が勝って、提案されたものに同意していく流れが主なのですが、今回はそうではない分、余計に自分で深く考えたかもしれません。
寄せなければならないテキストの一語一句、書いていただいたくじドロのこと作家紹介の言葉、それらからまた確かめたり深まったり、、。
そもそも、くじドロとドローイングを同じ見開きページに載せるのは初めてです。
良い経験でした。
さて今日は朝から荷物の積み込みを。
昨日までに揃えておいたものをバンに積みました。夫が手伝ってくれました。一人でもやれる作業ではあったけれどこんな時近くに誰かがいてくれるのは心強いものです。
作品は長くて大きくて全て巻いてある紙のもの。3メートルから15メートルの間。10点。他は全紙大の作品22枚ですが、これは岩本さんが設営直前の状態までセットして持ってきてくださる段取りで送ってあります。
作品が大きすぎてもう一度確認することはできないのですが、もうしっかり巻いて梱包したのだから大丈夫!と自分で自分を励まして。
大丈夫かなと不安ですが、ひとりじゃない、助けてくれるたくさんの人と設営するんだからと思います。
明日は早朝、一人でハンドルを握ります。
よく寝て元気に静岡に向かいたいと思います。