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7月22日
いわきの二日目。 酒造の社長、Sさんと約束している。 Sさんは最近の知り合いで、なおかつ知り合ったその日に私のコレクターになってくださった方である。 こんな流れで作品が『予約』されることもあるのかと驚いたものだった。あの作品集とスケッチブックを持っていてよかったと思った。 本来は今日届けるはずの作品だったが額装したら意外に荷物になったので事前に送らせていただいた、その作品を見たり 持参した別の作品を見ていただいたりのために酒造を訪ねる。 130年の歴史を持つ大きな造り酒屋。 酒造の内部を見学させていただいた。圧巻であった。 Sさんの配達先といわきで私が行ってみたいところが偶然にも一致し(!)、そこまでご一緒することになった いわき炭鉱と化石の博物館 S酒造はここの売店に商品を卸しているという。いわきの名産のコーナーがあるらしい。 私はといえば、いわきのことは2015年の豊間小学校以降しか知らないから、常磐炭田の歴史などいわきについてもっと知ってみたいと思ったのだ 恐竜の化石や骨格標本などの展示と炭鉱の展示のふたつがあった エレベーターで地下60メートルまで行くという仮想アトラクションを経て、炭鉱の坑道の再現展示を見る 炭鉱初期から近代現代へと坑道のあり方も掘削の技術も進歩して行く様子がわかる しかしここが本当に地下60メートルの地点であったとしたら、仮に現代の設備に囲まれていたとしても私は怖かった ![]() ところで日本の火力発電量は総エネルギー比で少なくはない割合だ。 常磐炭田で掘られた石炭は東京を中心とする首都圏の人々の生活のエネルギーを支えてきたのだと知る その構図は、東京電力福島第一原発の果たしていた役割と変わらない 今も昔もエネルギーの供給と需要の関係は同じなのだ 半裸で石炭を掘る炭鉱のお母さんの人形の姿が目に焼きついてしまった Sさんの配達車の助手席で聴こえて来たFMいわきの放送 『今日の空間線量は。。』ということば 10年たっても空間線量の計測は続いてるのだという驚きがあった ここは福島県なのだと思い知らされる、改めて。 Sさんが遠くの山並みの一角を指差して、あれはズリ山ですよ、とか この辺りは炭鉱の人たちが住んでいた住宅街ですよ など伝えてくれる いわきの姿の一部をみた思いがする 白水阿弥陀堂という国宝のお寺がありますと 浄土宗のお寺を案内してくださる 屋根の形が美しい この屋根が国宝なのだ 納得の美であった 蓮が無くなってしまったという池に鵜が一羽 御本尊と脇侍については、ともにいまひとつと感じる ![]() ![]() もう少しいわきをご案内してくださる雰囲気のSさんのご好意に甘え、車で無ければ行けなさそうで、とても行きたいと思っていたアクアマリンパークをリクエストしてみると快諾してくださる この、環境と自然をテーマにした水族館は県立の施設であり、したがって学芸員の学究の場でもあるのだが、自然への考え方とそれを反映した展示がとても素晴らしい。 サンマの群れが泳ぐ水槽は他では見ない 水族館の中にお寿司屋さんがある 縄文の庭も併設なのだが、縄文時代を再現することの一貫で柴犬を飼っている 柴犬は縄文時代から飼われていた犬ということなのだ 水族館というと美しい見せ方が主流の昨今、このアクアマリンパークは、いわきの海と自然がとても身近に感じられる展示となっていた 自分の足で歩くと言いながら、この日はSさん頼みのいわきめぐりとなった。 だがいわきの自然といわきの歴史に触れることができた。Sさんに大感謝だ。 人との出会いはクリエイティブだといつも思うがこのつながりは前回の6月の旅でもたらされた。その時のあの方この方にも感謝する。広がっていく。 そして人に恵まれる自分の幸運。 草野心平記念館にも行きたかったがそれは次回にとっておこうと思う。
by hisakoinui
| 2021-08-04 09:00
| 旅の記録
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