9月26日
喜多方の朝。
昨夜遅く、会津若松から喜多方に移動しました。
宿は大正浪漫感溢れる老舗、笹谷旅館。
少しこたえる出来事があってひどく感傷的になってしまいました。この感情の起伏は旅であるからでしょうか。
そもそも私はなぜ福島を歩いているのか、そのことを突き付けられました。
私は福島が好きだから歩いているのではなく、福島の人が好きだから歩いていたのではないだろうか。
震災後の表現やワークショップが縁となって知り合えた福島の人たちが好きです。
彼らがいるからもっと福島を知りたいし自分を知って欲しいと思ってきたのでした。
その根拠が無くなったら、私が福島を歩く意味もなくなってしまうのではないか。
なおかつ歩くことができるだろうか。
それができる自分でありたいと思いながら、できないのならもう二度と福島に来れないのかもしれない、そんな思いが溢れた喜多方でした。
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プロジェクト会津の阿部さんが半日、喜多方を案内してくださいました。
それから大和川酒造さんへ。

喜多方駅舎
ここで描いたドローイングはちょっと違うものになりました。

喜多方ラーメンは、食べました。
宿に朝ごはんがなかったので朝ラーという食べ方でいただきました。
並ばないとなりませんでした。。