11月5日 その4
藁の文化の鑑賞後、福島県博のお二人に少しだけ時間を作っていただきました。
ことばのまわり ~10年目を歩く~展の記録づくりについてです。
知り合いにこの展覧会の案内をしても、行きたいけれど福島は遠いというリアクションを多くいただきます。でもこんなにもエネルギーを注いで作っている展覧会、会期が終わったら何もなくなるというのはどうなのか、何かを残していきたい、そんな相談に乗っていただきました。
あの、10年前の、新聞を塗りつぶした作品の記録についてもずっと考えてきたことでした。
記録もまた、単なる記録にとどまらず、ある意味で、もう一つの作品になるのかもしれない、そうしていけたらと今は考えています。
こうしたことを聞いてくださる、協力してくださる人たちがいることの心強さ、ありがたさを強く感じながら会津若松を後にしました。
磐越西線にまた乗って郡山、そして今夜の宿は福島です。
福島に着き駅前の繁華街。小林さんに勧めてもらった焼き鳥屋さんは無くなっていて、それ以外にも教えていただいた居酒屋さんあるのだけれど、大きなリュックでさまよう元気がもう残っていなくて、手近なお店で済ませました。ホテルには23時少し前だったか。朝は五色沼にいたのにと思うと長い1日でした。