11月6日 (2)
17時にギャラリーを閉めて、施錠など。アルソックをまた呼んでしまわないように神経を尖らせる。
その後、エリカ美容室に向かった。
第一回目の旅で立ち寄って、福島の運の話をしてもらったところ。なかなか再訪できずにいたが、今回の旅の初日に立ち寄れて、予約までできた。
同じ美容師さんが切ってくれた。今日は駅前開発の話。それに伴う移転のことで悩みが尽きないらしい。
駅前開発は、除染で大儲けしたゼネコンが牛耳っている、十分な補償もなく移転させられる小さなお店が多い、ここもそうだ、と。
除染で動いた莫大な税金、それがどんな風に使われ分配されたのか、孫請けは7つ下まであったそうだ。
小林さんのオススメの餃子屋さんに今日こそは行こうと決めていたが、ここから歩くとだいぶありますよと言われてしまう。近くに美味しい餃子屋さんありますよと教えてくださり、なんと、一緒に行きましょうか?とまで。予約時間が遅かったのと、カットとカラーで時間がかかり、私は営業時間外の最終客となってしまっていたのだが、遠方からの客ということでこんなサービスまでも?いえ、断固としていきたい店に行きますと言えない私はいつもいて、それではと、美容師さんと餃子屋さんに向かったが、満席で入れない、串カツ屋さんへと変更。
なんだかなあの気分に次第になっていったが、こんなこともあるんですね。。。
串カツ屋さんでは、福島競馬の話を聞き、馬が描かれた日本画を見ました。
さて、今夜の宿は、旅館やまと。昭和の修学旅行生が泊まるような風情。
この日の宿がなぜか全く見つけられず、福島に泊まるのは諦めて郡山にしようと一度は思ったが、小林さんが見つけてくれたのでした。お忙しいのに。。。全くもって彼女は旅の同行者です。
やまとへは徒歩では行けず、福島駅から飯坂線という私鉄に乗って二駅目。
飯坂線はいー電と地元の人には言われているそうです。浜松だったら赤電、静岡だったら静鉄、そんな風に思っていたら、いー電の車両は東急のお下がりであることが判明、なあんだこれも静鉄と同じ。地方都市のあるあるなのでした。
旅館やまとの私の部屋は、6畳の和室、お風呂とトイレと洗面所共有。でも布団と畳はいいなあ。
それにお風呂だって広めだったし、おかみさんが優しかった。こういう部屋で一人でしみじみするのが楽しい。
私以外の客は全員、県内のどこかの高校のソフトテニス部の生徒たちでした。明日試合があるそうです。