12月5日
朝からギャラリーに向かう。
ホテルの朝ごはんがイマイチだったと言うこともあるが、駅前のミスドに寄ってみる。
糖質制限、良質のタンパク質、豊富なミネラルカルシウムといった真面目モードからの解放、不真面目万歳。
フレンチクルーラーを切らしているだなんて本当にミスドなの?とは思ったが甘いドーナツたくさん買った。
ギャラリーに一旦荷物を置いて近くのコンビニへ。昨日までにEOSで撮った画像を出力。ファミマのプリントサービスは機械が古すぎて指が痛くなったけれど、思いがけずノートリミングの選択肢があった。今じゃ、キタムラにだってデフォルトにはないのにね。
今日は開廊していないので、誰もこないと決まっているギャラリー空間に一人。
プリントした写真を貼ったり付箋をつけたり。増やせば増やしたでバランスが崩れてあちこち貼り直したり追加したり、逆に削ったりと思いの外時間をかけての再構成となった。
ドーナツとお饅頭のお昼を食べて撮影。
撮り残しがないか、そればかりを思って撮った
だが、なんの取り残しなのか
記録のための撮り残しだとすればどんな記録としたいのかが先なのだ
それで急にわかったことがあった。
10年後を歩いている中で10年前がフラッシュバックする
今の福島の人たちの中で、旅をする私の中で
そんな展示にすればよかったのだ
だから記録はその流れで行えばいいのだ。
きちんとした記録集を作っておきたいと強く思った。
私はなんだか強い気持ちがこみ上げてきた。
この場所に立って私が伝えようとしていることについて強い思いがこみ上げてきた。
しっかりとした記録を残すことが私の旅の意味となるとも思った。
勧めていただいていた福島県立美術館へも、行きたいなあと思っていたせんだいメディアテークへも行かずにずっとギャラリーに居た。それそれは良い時間だった。
帰りのやまびことこだまでもドローイングをした。