3月30日『春のおでかけくじびきドローイング』というとてもすてきなタイトルのくじドロワークショップを、福島県相馬市で行って来ました。
福島県相馬市は2011年の東日本大震災で大きな被害のあったところですが、先日の3月16日の地震でもやはり被害が大きく、断水、家屋の損壊道路の亀裂や陥没などがありました。
このくじどろの計画はその地震の前からのものですが、新幹線も、東北本線も常磐線も運行していない状況で、中止もやむなしと思ってもいた私でした。
でも、電車では無理でも、飛行機ならどうでしょう。仙台から常磐線の下りに乗れば来れますという担当の方の言葉に、熱いものを感じました。
そうだ、こんな時だからこそくじドロをやりたいと思いました。
調べると、中部国際空港から仙台へのフライトがあり、前泊すれば30日のワークショップは実現可能でした。
23日になって常磐線が臨時ダイヤで再開し、飛行機には乗らずに済んだのですが。
3月29日
女寅さん旅以来の福島行き。朝の東海道線高塚駅浜松行き普通電車になんとタッチの差で乗り遅れ、駅まで送ってくれた夫に即電話して浜松駅まで飛ばしてもらい、送迎レーンから走りに走って乗る予定だった新幹線に滑り込みました。
あやうく、品川発の常磐線特急ひたちの臨時列車に乗れなくなるところでした。
心臓が止まるほど走ったのはいつぶりでしょう。
3月の常磐線。昨年の出来事を思い出しながらの旅でした。
相馬駅に着くと、このくじドロを企画してくださった復興支援センターMIRAIの高橋さんが待っていてくれました。