浜松市鴨江アートセンターで開催されていた、レジデンスアーティスト合同展 HERE AND NOW に参加しておりましたが、6月26日に無事に終了しました。
お運びくださった皆様、気にかけてくださった皆様 ありがとうございました。
私は2017年の前期にレジデンスアーティストとしてアートセンターの一部屋をアトリエにいくつものことをさせていただきました。
レジデンスといっても実際は制作場所の提供という形でしたが自分のアトリエとは違うことをやれたという思いがあります。
今回の合同展には、レジデンス後に制作したドローイングの大作2点を出しました。
参加してみて、40人の中で私が一番年上の作家であることがわかりました。もしかしたらこれは初めての経験かもしれません。
ちょっとした驚きがありました。
でも考えてみれば、遠方の人なら特に、レジデンスして制作するなんて元気一杯の若者しかできないもかもしれません。
私は、自分の住まいが浜松にあったので、単純に第二のアトリエとして使ったという感じなのでしたが。
若い作家たちはやはり若い作品を作るので、合同展では、へえ〜と思うことがなんどもあって新鮮でした。
レジデンス成果発表展など毎年の展示をしっかりみてこなかったせいかもしれませんが。
大阪の友達が見てくれて、感想として『若い人の作品、全部既視感がある』と厳しいことを言っていましたが、私はその知識もないんだと思いました。
自分の作品については、新作ではなかったけれど、再展示したいものだったので、これはこれで良かったと思っています。作品の内容自体には課題を感じる部分もありますが、40人の作品の空間構成の一つとしては悪くなかったのではないかと思います。
企画者の意図を汲み、それぞれの作家に忖度し、とグループ展にはグループ展の難しさがあります。
純粋に今見せたいものを出すという姿勢もあってしかるべきでしょう。
私の場合今回は、フィーをいただく以上、企画者の意図を一番上にと考えた展示でした。