個展のDMを携えて、置いてもらえそうなところを回りました。
営業活動、などと自嘲しながら時間に追われて余裕なく駆け回りましたが、暖かなリアクションをたくさん。
3月1日
ヤマムラフレーミング
一番近い額縁屋さんです。困った時にだけ駆け込んでもいつも美しい仕事で額装してくれます。
犬の散歩でも行ける距離なのに、今度の展覧会が額と画材のお店の二階なのでやまむらさんにはごぶさたでした。
渡していなかった冊子たちとDMをお渡ししました。
乾さん、頑張ってますねえ。
そんなことないですよ。
山村さんは、冊子とDMを受け取りながら
こうやってきっちり記録を作って展覧会も続けて、こういうのを頑張ってるっていうんですよ、とにっこりしながら言ってくれました。
古書と珈琲の『八月の鯨』
浜松城公園の無料駐車場に車を停めて歩いて向かう。
路地裏の小さな古書店。
開いてるかどうかは賭けみたいなお店。谷島屋にもツタヤにもない本ばかりがある。
やった今日は三井さんいらっしゃいました。
いつも店内には古いロックが流れています。
今日はゆっくり本を見ている暇もコーヒーを飲む時間もないけれどDMと作品集や冊子を渡しながら店主と話す。
『物語と時間』を彼は一冊買い取ってくれました。
それから作品集と記録集は二冊ずつ委託販売してくださることになりました。
納品書とかめんどくさい?いいにしようかなどと言われ、このLPたちも委託なんだよなど、古いロックのたくさんのレコードのことを聞く。
ブックカフェ『ひつじ日和』
水木金しかやってないとても小さな本のお店。カフェスタイルがとても素敵なのですがここも駐車場がない。それで今度は中央図書館に行って、雑誌コーナーで美術手帖の最新号を見て駐車カードの証明もらってから図書館から歩いてひつじ日和へ。
古書店ではないので選書のこだわりはある意味『八月の鯨』以上で、ここもまた東販日販ルートの外。
美味しいコーヒーを飲みながら30分ちょっとだけホッとして、それからDMと本たちを渡す。私のことを、客として覚えていてくれた。
お話しすると、ここも委託販売してくださるという。
古いけど素敵なアップライトのピアノがあってその上に置いてくださる。特等席だ。
『ひつじ日和』から『ちまた公民館』に向かう路上であのたけしくんの散歩に出会う。
続く