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5月25日 早朝の東海道線と新幹線ひかり、そして東京からはときで高崎それから吾妻線で中之条へ。 一番早くても11時36分着なのは、やっぱり群馬県だ。今日は、六月に予定している小学校ワークショップの打ち合わせで中之条に向かう。 中之条駅にはビエンナーレ事務局の森下さんと鈴木さんが出迎えてくれた。 まず今日の宿に案内される。 ビエンナーレ参加作家にはレジデンスと呼ばれている宿泊施設がある。作家を無償で泊めてくれる中之条ビエンナーレのホスピタリティだ。素晴らしい。 昨年の下見バスツアーの時も、芸術の森という名の施設に泊めてもらった。今日は、かたやという名の、古民家をリノベーションしたシェアハウスだ。 センスの良いリノベーション、清潔な施設のかたや。私以外に二人のアーティストが滞在中だった。うちひとりはイタリア人。 会期中のどこかで温泉宿にも泊まるつもりだが、こんな合宿も楽しい。 さてそのあとは、お昼を食べながらの事前打ち合わせ。 つむじという名のすてきなコミュニティアートスポットがありそこで美味しいカレーをいただきながら今日の打ち合わせの流れの確認など。 ワークショップ担当さんは森下さんから鈴木さんに交代していて、聞けば彼女はこの3月まで旭川で中学校の美術教師をしていたがそれをやめて中之条に移住、5月からビエンナーレスタッフになったという1997年生まれなのだった。フレッシュだ。 この人と中之条のくじドロを作っていくんだ楽しみだと強く思う。 その後ビエンナーレ総合プロデューサーの山重さんも合流して小学校へ行くと教育委員会の方、校長先生、ビエンナーレのエドゥケーションプログラムの担当の先生、くじドロをやる六年生の学年主任、といった面々が集っての打ち合わせとなる。総勢8名。学校でのくじドロは何回か経験したけれど、これだけの人たちと打ち合わせしたのは初めての事だ。 自己紹介やらワークショップの説明やらの後にみなさんにくじドロをやっていただく。 全員が相好を崩してくじを引き絵を描いてくれる。描けた絵には全員何がしかのことばがあって楽しい時間が流れる。くじドロのプレゼンはいつもこうだ。説明よりもまずくじを引いてもらうことで伝えられる、そしてうちとけることができる。これがくじドロの力なんだと今日も思った。 中之条市には小学校がふたつあるがそのひとつがこの中之条小学校。周辺のいくつかの小学校が廃校になっておりここに集まる子らはだから徒歩で通える子は少ないそうだ。 どんな子どもたちなんだろう。そうしたことを聞く時間は持てなくて、ワークショップ会場の確認、出来た作品の展示場所などを決めて時間がたった。六年生3クラスを一日かけてひとクラス2時間ずつくじドロを行う。すごい。間に給食をいただけるらしい。それは楽しみだ。 それからもうひとつの小学校、六合(くに)小学校へ1時間かけて向かう。 こちらは全校児童20名の山あいの小さな小学校である。以前くじドロを行った清水の由比北小学校や新城の庭野小学校を思い出す。 担当の先生はおひとりで、とてもお忙しい雰囲気なのでくじドロはやらずに会場を見る。広さがあって立派なカーペット敷きの式典用スペースを勧められ激しく迷った末に、子どもたちがいつも使っている図工室を借りることとした。ハレの場所より普段着の子どもたちとくじドロをやろう。ひとりひとりの子どもたちの顔写真を見せていただいた。1.2.3.年生の児童数は各学年一人ずつなんだそうだ。 20人の子どもたちとの時間がとても楽しみになった。 事務局に戻り、展示会場下見、そして担当の鈴木さんの運転する軽自動車の助手席に乗せてもらって、スーパーそして、一緒に中華で夕ご飯、からの温泉へ。 中之条にはいくつかの公共温泉があって地元の人たちが利用しているのだが、そのひとつの沢渡り温泉に連れて行ってもらう。 300円で入れる公共温泉には地元のおばあさんたちおばさんたちそして、前橋からわざわざ通っているという中年女性がいた。 ああなんというか本当に温泉風景だ。つげ義春だ。 今日会ったばかりの若き鈴木さんともいきなりの裸の付き合いとなったがそれもよき。 94歳になるというお母さんの背中を流しお風呂上がりにはバスタオルで拭いてあげている60代の娘、という二人の姿目に焼きついた。 それにしても温泉はいろんなことをゆるしてくれるところだと今日も思った。 レジデンスまで送ってもらって、お酒も飲まずに真面目に就寝した。1日目終了。
by hisakoinui
| 2023-05-27 23:25
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