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3月10日に会津若松にある福島県立博物館でのトークを聞きに行きました。その前日にも翌日にも幾つか予定を入れながら、震災後13年目の福島を歩きました。その時のことを書いておこうと思います。 3月9日土曜日 浜松から横浜そして猪苗代へ あまり日付けを意識することなく鴨江アートセンターのワークショップを申し込んでいました。 活版印刷のワークショップです。 定員10名。あの活字を拾う工程をさせてもらえる、自分の言葉を活版印刷してもらえる、それだけで楽しみでならず、募集開始直後に申し込みました。この日の午後二時半から必ず行きますと言って入れていた予定が横浜であったことには後から気づきました。 午前10時少し前に鴨江アートセンター着。 ワークショップは12時まで。12時17分のひかりに乗らないと横浜の予定に遅刻しそうなので、順番待ちしないで一番で印刷してもらうほかはないとまなじりを決して臨みました。 名刺サイズの紙にひらがなで好きな言葉を活版印刷する、というとてもシンプルなワークショップ。 紙の四辺に貼り絵で装飾をする作業に少しかかりましたが、私は一番で活字拾いをさせてもらいました。 ひらがな限定であっても活字には種類がありました。逆さまになっているそれらをピンセットで拾って並べます。楽しい作業です。銀河鉄道の夜の中のひとつのシーンにジョバンニが活字を拾うところがありますがそれを思い出しました。そして、ああ、文字がモノになっている姿っていいなあと活字の並んでいる箱を眺めました。 こ と ば の ま わ り と、拾って試し刷り、そして本刷り。 名刺サイズのいろんな色の紙に刷らせていただきました。紺とか薄茶とかベージュとかグレーとか、白とか。。 活版印刷は暖かい。プリントではない、インクの吹き付けではない、印刷。金型にインクをつけてガチャンと押して紙に押し付けられて写る文字のひとつひとつは、物質感と温度と強さがありました。 少し乾かしてから、大切に名刺ケースにしまいました。 1番目にやれたので、他の参加者の方々の完成作はみずに退席し、浜松駅に向かいました。まだ11時半を回ったところでした。 12時17分のひかり指定券は持っているけれど、それならばこだまにしようと、11時55分のこだま号自由席に乗り込みした。ひかりは混んでいて三列席しか取れなかったしスーツのサラリーマンの忙しそうな男性に囲まれてサンドイッチ食べるのもなあと思ってしまう こだまの二列席の窓側に座ったならば、富士川を渡る頃には美しい富士山の眺めが堪能できました。 横浜での用事はジネンコロキウムという研究会への参加でした。 自然科学と芸術のクロスカルチャー、今日のテーマは『ありえないものをつくりたい』です。 彫刻家で友人の婦木加奈子さんと科学者の岩見健太郎先生の発表とクロストーク。婦木さんは鉄で作った浮き輪やランドセルの彫刻作品のお話、岩見先生は、物質の屈折率を変える研究のこと、とても興味深く聞きました。ともにありえないものを作っているところがまずは面白くて、ありえないと言いながらあり得ているところが面白くて、何よりありえないものを作っている人たちの姿はとても魅力的で参加の人たちのリアクションも楽しかった。 でも今日は、猪苗代までは行っておきたい旅程なので、ジネンコロキウムの最後の30分を早退して東京駅へ。 東北新幹線で郡山、郡山からは磐越西線で猪苗代と移動しました。 猪苗代着21時。 宿泊先のアルパインロッジには予約の時と今朝と2度の電話で駅までの迎えを確認していたのだけれど、次々と迎えの車が去っていく中、最後の車がいなくなって、私ひとりが駅に取り残されたのでした。気温はマイナス4度。横浜では12、3度はあった感じなので誰もいない猪苗代駅はとても心細くて寒かったです。雪も降っています。 もちろんすぐに電話をしました。 宿への電話は21時までとあったので不安だったけれど長いコール音の後に出てくれました。よかった。 ごめんなさい!すっかり忘れていましたということでした。 朝には浜松で活版印刷をしていたのに今は雪の降る猪苗代の夜の駅でひとりで凍えている自分がなんだか愉快でした。 車は10分後には来てくれました。寒かったでしょうすみませんとたまさか恐縮されてかえって恐縮しました。 ◦
by hisakoinui
| 2024-03-17 21:19
| 旅の記録
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