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2024年7月27日28日の両日、浜松市鴨江アートセンターでSPAC(静岡芸術劇場)主催・企画のおやこ小学校というワークショップが行われ、図工の先生をさせていただきました。 小学校教員の免許状は持っているけれど教育実習以来やったことのない小学校の先生、とっても緊張しました。 隣にいらっしゃるのは春日井一平さんというSPACの俳優さんで、おやこ小学校では担任の先生です。演じています。『いっぺいちゃん』です。私は1日目は『いぬい先生』二日目は『ちゃこちゃん先生』でした。 おやこ小学校では親と子が同級生。それを演じることで何かが見つかる、関係が変わる、そしていつもの教室では得られない学びがある、のが狙いです。 校長先生もいます。やはりSPACの俳優の三島さん。『みーさま』です。 みーさまのキャラクターには全員魅了されます。役者さんすごいなあと私はただただ圧倒され続けます。 授業内容は、当日私が持って行ったというものではなく、事前打ち合わせで練って決めたものです。ZOOMや、実際にグランシップに出向いての打ち合わせなどで。 私の一つ一つの提案について、それがおやこ小学校のコンセプトに沿っているか、参加者の実態に合っているか、実際の制作の可能性、会場との相性などなどの観点で話し合い、とても深く丁寧に考えて決めました。 一枚めは、おやこで一本のペンを持ち、一枚の紙にそれぞれ自分が描きたいものを描く、というドローイング。 お互いに何を描きたいかは言わず、ただ手を重ねて一本のマーカーをもち四つ切り画用紙にそれぞれの絵を描きます。 ペンは一本しかないしそれぞれ描きたいものが違うしで、なかなかのバトルになっておやこでものすごく楽しい時間が持てます。 親と子が手を重ねて一つのペンを持ち、絵を描くなんてなかなかないのではと思います。 床に紙を置いておやこでワーワー言いながら描いている姿、とても良かったです。 四国の芸術祭でやっていたところを目にとめられ、今では企画者という立場で全国で実施されているそうです。 私が発案したくじドロも、こんな風にいろんな土地でいろんな人に実践してもらえたらいいなあと思いました。 二枚めは、グループでまるを描く というものです。 参加者全員が誕生日順に一列に並び、4月生まれから6人ぐらいのグループになってもらいました。 誕生日順に並んでもらうためには、お互いに自分の誕生日を伝えあわなければなりません、初対面の人たちがコミュニケーションをとり合えたら場が和むかなと思ってこのやり方をやってみました。乾久子オリジナルのグループ分けです。誰もみな、自分の誕生日が好きだし、この日は何と言っても私の誕生日だったのです! 丸を描くやり方はとってもシンプル、順番に一人ずつ小さい円から次第に大きくしていく同心円作り。 グループごとに出来上がりの円の感じが違うのが面白いところです。 そしてここは、図工の先生っぽく、まるについてのレクチャー まるが描けるようになった人生で最初の日を覚えていますか? お母さんはお子さんのその日を覚えていますか? 児童画の発達段階の超初期のところを話しました。 目と手の身体機能の調和が取れるようになった頃にまるは生まれる。 だがそれが何かを描く行為であるとは初めは知らない。 大人が、あら上手に描けたわね、何を描いたの?と声をかけるから、子どもは、そうかこの行為は『描く』という行為であるのだと学ぶ。 それから子どもは描いたまるに意味を込めるようになる、といったお話。 昔学んだ、V・ローウェンフェルドの『美術による人間形成』こんなところで役立ちました。 3枚目は、くじびきを使ったお絵かきと演技。 オノマトペの言葉が書かれているくじをおやこで引く。 子はそのオノマトペを絵で表現し、親はそのオノマトペを演じる。 参加者の前で、ふたつを発表してオノマトペを当ててもらう。 実はこのWSのお話をいただいた時、私のテッパンネタであるくじびきドローイングをやるのかなと思っていました。 でも、SPACの方々と打ち合わせを重ねる中で、主に私の希望で私自身のドローイングの課題とクロスするような内容でと決まりくじドロは無くなったのですがくじびきの楽しみは盛り込むことに。 演じる、の部分はSPACの方達からの提案で、ならではと思いましたが、不安もありました。 でもそれは杞憂でおかあさん生徒さんたち、すごい役者揃いでした。 ここまでで一時間目終了。 2時間目に続く。
by hisakoinui
| 2024-08-10 23:00
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