実家をあとにして静岡でタイル画作品を見る。79歳のイギリス女性。彼女の娘が生まれたばかりの赤ちゃんをつれて来ていた。いやらしさのない清らかな作品だった。
久し振りに小沢健二の『天使たちのシーン』を聞く。
愛すべき、生まれて育ってくサークル
君と僕をつないでる、ゆるやかなとまらないルール
絵を見て泣いたことはないが音楽を聴いて泣いたことは数えきれない、と言った友だちがいたが、その通りだ。ひとり東名を走らせながら繰り返し聞く。自分が彼らの娘であり、息子たちの母であることについて。
え?サークル!?今の私のテーマじゃないか。
7時過ぎに帰るとビーフシチューが待っていてくれた母の日。小林カツ代の『料理の辞典』(欲しかったのよ〜)新しいお茶碗、包丁研ぎ。ありがとう。