友だちとクリエート浜松という市民ギャラリーの集合スペースみたいな施設でやっている写真展を見に行きました。
地元紙で大きくとりあげられていたし、うちの近所の湖がテーマであるようだし、このところ、写真のことでいろいろ思考しているから、などの動機で。
実は、写真についてはよくわからないというのが、とても正直なところです。ただ、このごろ見なれて来たし、自分でも撮っているので少し近くなって来たのは確かですが、、。
会場にはお客さんがたくさんいて、作家ご本人もいらっしゃって、お祝いのランの鉢などがいっぱいいっぱい置いてあって、新聞掲載記事などもディスプレイしてあって、すごい豪華、という感じでした。
作品を見ると、うまいなあ、すごいな、がんばってるな、知的なまなざしだ、などおもいました。(作者は50代の女性です)
でも、何かが違うような気がしました。
友だちとお茶したので、言葉にしようと思ったけれど、その時はうまく言えませんでした。
で、ずっと考えたり思い出したりしてみて、あ、あの感覚だ、と思い当たりました。
日展とか国画会とかの公募団体の人の達筆な作品を見たあとの感じ。あれに似た印象があったのです。いえ、それよりはシャープでみずみずしかったようには確実に思いますが、どこか、写真とはこうなのだという概念に向かって真面目に取り組んだという印象があったのです。
同時に、そうしたありかたにたいしてことのほか敏感になり、排除したい、しなければと思っている今の自分を投影した見方をしてしまったのかもしれない、とも気づいたのですが。
もっともっと自由になりたい私がいます。