静岡新聞社が出している季刊誌VEGAに載せてもらうことになり、先月取材を受けました、
”SHE”という女性インタビューのページ(A4見開き2ページ)で、これまでは詩人、出版社の方などかっこいい生き方の女の人たちが紹介されています。なんかすごいことになりましたよ〜。
書いていただいた原稿を読ませていただくと、はずかしさもありましたが、どこか私であって私でない感じがしました。同時に、私ってこんな人なんだ、と自分を再発見してしまったようでもありました。ちがう、私はこうなんだ!と言い張りたくない良さがその文章にありました。きっとそれも私だったのですね。
その後、写真も送付され、それはもっと違う自分で、(というか知らない自分で)驚きました。
自分が思っても見なかった自分、ってなんだか楽しいです。たくさんの私がいるんだと思うとにっこりしてしまいます。作品も、自分の思い通りでない見られ方をされると、思いがけず嬉しかったりしませんか?
送られた4枚の写真の中で取材の方がすすめてくれたものにしたのですが(それが一番作家っぽかったから)、あとで家族にみせると、え〜これ?いちばんだめじゃん、と三男。長男は、これは老け顔、こっちは詩人、これはいつものお母さん、これは遺影用、と分析。(まだ死にたくないけどね。)選んだ写真が散々な言われ方なのでしょんぼりしていると夫が『大丈夫、50代には見えないよ』と彼なりの慰めの言葉。ありがとうと返したけどもっと傷つきました、あとX年先ですよ、。
ともかく私は『違う自分を驚いた自分』を楽しんでいます。書いてくださったI垣さん、撮ってくださったT良さんありがとうございます。
発売は10月26日だそうです。写真はA4フルページです。