ギャラリーに行って、まずプライス表をはずしました。
美しすぎる空間は、空間が作品を作ってしまうという事実が確かにあり、商業画廊のように見えることはこれまでのオルタナティブスペースとしてのありかたを後退させるのか、ということを考えました。こうしたことは、ひとりになって、長い時間その空間に身をおかないとわからないものですね。
アクリルのファサードにドローイングをしました。描いたり消したり。消したり描いたり。ミニマルな線を引きたくなりました。
コンセプト文の推敲と加筆をしました。テプラで長〜く打って線状の展示にしようと目論むが、そこまではたどりつけずに帰宅しました。
閉廊中の広くて暗くて寒いギャラリーで、ひとりでこうした作業を食べないで休まないでやることは確かに大変ですが、ただそれだけのことで、そのことを朝までやったとしても、命がけとはよばないのかも、と今日は思いました。