日曜日、またイダキの良知さんとセッション。
今度は静岡市のギャラリーsensenciの壁をお借りして。
良知さんはまずは庭で。
雨がたくさん降ったあとなので近くを流れる小鹿沢川のせせらぎがよく聞こえました。
私はこの前よりもさらにのびのびと描けて本当に楽しかった。からだいっぱい使って線をひくのは本当に気持ちがいい。
しかし、もともっとと思ううちに、やりすぎの作品になってしまったようです。
いつも、どんなときもそうですが、過剰なのが私の短所なのでした。
でも、良知さんが、『今日は最初からちがう線だったね』と言ってくれました。
新しい線が引けた感じは自分でもあったのです。こういう、内側からの実感が目の前に現われる、表せ得た、というのは本当に嬉しいことです。
Keikoさんのおいしい手料理のち、蛍を見に出かけました。
蛍のひかりはとても不思議。そして、ふわ、ふわっと舞うありかたも。
Keikoさんの捕まえた一匹を手の中にいれてもらいました。
暗闇のなかで、お水をすくう時にするように合わせたふたつの手の中に、ふしぎなはかない光がありました。