blue moonのセッションのあと、わたしはすこし変わったかもしれない。
ドイツに向けて線の動画の映像作品を準備しているのだが、突然、それがつまらないものに思えて来た。
ヴァーチャルな線を描きそれを人に見せて何になるのだろう。私のリアルはそんなところにはないのではないか。
マウスやタッチペンで描いたのではない線を、私の身体の痕跡そのものをじかに見せることの方がずっと意味があるのではないか。
映像作品制作のために使う時間(多分、あと100時間ぐらい)、実制作をするべきではないのか。
庭に米桜の果実が実った。酸っぱくて食べられないのでリキュールにしてみた。