ちょっとdepressionです。さまざまな疲れがでたのかもしれません。
『どんなに真面目にやっても休憩は必要です』
そうですね。それで映画『めがね』をみました。
『かもめ食堂』と同じ監督とスタッフによって製作されたこの映画、今度の舞台は与論島でした。
美しい海辺の風景の中でゆっくりと静かに流れる時間。そうだ、私もこんな時間を過ごしたい、とても自然に思いました。
『何が自由か、知っている』は、この映画のキャッチコピーですが、劇中でその言葉は、加瀬亮によってドイツ語の詩のなかで語られるのでした。字幕も出ずに、いきなり加瀬亮がとてもとつとつとしたドイツ語で詩を語り始めるので、どきどきしてしまいました。そしてその詩は、エンディング曲となって今度は日本語で大貫妙子が歌うのでした。
『かもめ食堂』のときは、『おいしいおにぎりを作りたい』と思いましたが、今度は、『ひさしぶりにあずきを煮たい』と思ったのと、おいしい朝ご飯を作ろう、でした。幸せは、やっぱり、おいしいごはんのなかにあるらしい。