『女流画家列伝』はアグネス論争よりも早い時期に書かれたものです。
女流、とつくことつける事への反発のようなものが私にはあって、出た直後はあまり関心はなかったのです。
読んでみると、啓蒙書なのですらすら読めたというのもそうでしたが、若桑みどりのごついイメージが薄まった感じがしました。山下りんやケーテ・コルビッツについてなど、ああそうだったのと思う部分が多かったと記憶しています。つづく
(さまざまなことで何か精神的にふわふわしていて生きている実感すら希薄な感じの最近ですが、思うところあって若桑みどりさんの事を書いています。ゆっくり続けていこうと思っています。もうじき清水でライブペイントをまたやります。)