午後もう一度ブック展の会場に行き、作家友達、飯田啓子さんと会う。コンビニのお弁当をコピー機でコピーし続けている人。デジスタにも出てます。
そもそも、リトアニアのブックトリエンナーレに出せたのは飯田さんのおかげ。飯田さんと知り合えたのは前橋でのハヤシイクマサさんの企画のおかげ、ハヤシさんを紹介してくれたのは市川早百合さん、と、この10年のひととのつながりが感慨深いです。
と思っていたところで、よしべえさん(彼女だけハンドルネームって変かなあ)にばったり会い、ほんとうに驚きました。
人に恵まれている自分をつくづく実感するこのごろです。
飯田さんはまたも新たな発表へのきっかけ作りを助けてくれて、そして作品評もしっかりと伝えてくれました。
何気なく作っているようにみせているけれど、あの本を探し、あの質感で制作する、ってなかなかだよ。でも見せる事への工夫がちょっとたりないね。乾さんが読んだあとをマークするのではない方法、考えたらどう?など。
人形町をあとにして、飯田さんと清澄白河の最前線ギャラリーをめぐる。
おお、アートバブルとはこのことか、やっとわかった、と感心する。
名前忘れたけれど、50号くらいの紙の作品、800万で売れてました。小山登美男ギャラリー。ほか、若手のドローイングが10万20万で完売。すごいな。
でも、自分にとってそれらの事実も作品自体も不思議となんのリアリティもありませんでした。
ナガクボケンジ展の時計作品の方が100倍よかったね、と飯田さんと話し、『深川いっぷく』で、『もうひとつの現代アートショップ』を見て、東京の二日間が終わりました。