久しぶりに書きます。
8月が終わってしまった寂しさがあります。
個展のあと、ちょこちょこといろいろありました。
お盆には高校の同級会。
32年ぶりの顔もあって懐かしく楽しかったけれど、高校時代の自分があまり好きでないので、ちょっと複雑な思いもありました。あの頃に戻りたくなどないから。でも、人って本質は変わらないのかな。だったら絶望的だ、と思っていたところへ、T畑君が『高校時代からひとは変わらない。あの頃が感性も繊細だったし、あの頃考えたり思っていた事を今はなぞっているだけだ』といった事を言ったのでちょっとたまらない気持ちになる。
するとK村君が『それは違う。あの頃は固い殻を作っていた。こうであると思い込んでいた。そのあとずっとそのからを壊し続けていて今なんだ』といった内容で反論してくれてちょっと救われた。
『わたしこのごろよく思うんだけどさ、別に死にたいという訳ではないけど、もう十分生きたかな、とも思うんだよね。そんなことない?』といってみたところ、T畑君こんどは『僕もそう思ってるよ』と言ってくれました。これは同級生であるひとたちに聞いてみたかったことなのです。
ほとんどがバカ話で笑って楽しんで来たけど、こんな話もしたという事ですが。
8月16日の藤枝駅前の空です。