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9月26日金曜日朝6時50分発渋谷直通高速バスに乗って東京へ。とにかくでかけてみようかなと。
高速バスは、安くて、途中何度か休憩があったりして遠足気分で行けて楽しいけれど、時間は新幹線の二倍なので、なかなか利用できないのですが、今日は遠足と決めて。 渋谷から半蔵門線、九段下でおり、国立近代美術館へ。新幹線で行く時は東京駅から大手町まで歩いて東西線に乗って竹橋というルートなので、緑に触れることはほとんどない。今日は北の丸公園を歩いているだけでいつもとちがう自分を感じたりして。 開催中の特別展は『エモーショナル・ドローイング』 気になっていた展覧会なのです。 ドローイング展といっても、紙に描かれたいわゆるドローイングにとどまらず、さまざまなやり方でドローイングを作品化して見せてくれていました。 参加しているのは、日本人のほか韓国、エジプト、タイ、インド、マレーシアなど、非欧米の作家たち。 ドローイングというと『弱い作品』というイメージが自分の中にあります。 自分でも毎日のようにそれをしていながら、日常の感覚や感情を掬いとっているだけの気がして、堂々と『私の作品です』と言えないエクスキューズがあります。思考したり構築したりした末に生み出したタブロー的なものとはことなるもの、というふうに。 でも、一方で、ドローイングでしか伝えられない繊細さ刹那的な感覚があり、それこそがオリジナリティに一番近い存在ではという思いもあるのです。それを生のままに伝えたい、でも作品としてどうなのか、というゆらぎのなかにいたのです。 この展覧会では、ドローイングを映像やインスタレーションにしたりしている人も多く、個人の日常にあふれる感覚(ドローイング)をこうやって見せれば作品として他者に伝える事ができるんだな、とつくづく思えた展覧会でした。 こんなにいっぱい描いちゃってどうするのわたし、ドローイングなんて作品にもならないし、タブロー化していく力、私にはないのかな、など思う事もあるのだけれど、このままでいいんだな、と妙に自分を肯定してもらえた気がしました。 それに、感覚がじかに伝わってくる作品ばかりだったので、感じ方って人それぞれ、わたしにしかない感覚もきっとある、と言う風にも思えたりして。(どんだけ自信をなくしてたんだろう、、)そしてまた、非欧米の人たちの感覚、すごく面白かった、というか、なじめた感じもしました。 私の好きな坂上チユキさんも出していて障害者の美術展でしか見れないものと思っていたのにまとめてたくさん見る事ができ、それもよかったこと。 とても受け入れられない感覚の作品もあったけれど、そのエグい作品は600枚もあったからこそ、かれのその感覚が伝わったのでしょう。 一枚が弱くうすくはかないのであれば、やはり量がないとだめなんだなと、当たり前の事なのですが。 手放しの賛辞に終始した訳ではないけれど、ともあれ行ってよかった観てよかった展覧会でした。 さて、遠足と癒しの上京のはずだったのになんだか急に元気になって近代美術館をあとにしたわたしはお昼も食べずに清澄白河の現代美術館で内藤礼をみてもうこのひと見ないかもと思い品川の原美術館で米田知子をみてよいなあすごいなあと写真集購入、京橋で恩師のグループ展なびす画廊で杉浦大和展みて杉浦さんと30分話しこんなにいい作品が売れなくてアートバブルってなにかなと心の中で悩みしかし杉浦さんの姿勢にこうべをたれ山口の下の階でやってた若い女性の『風景』作品の情熱とエネルギーに感動し7時ぎりぎりにギャラリーKによったらウルノさんとカワムラさんがウェルカムで迎えてくれウィスキー入りのコーヒーいただきながら最終新幹線の時間まで三人で政治や芸術の話にもえて楽しい時間をすごしたのでした。
by hisakoinui
| 2008-10-01 05:52
| art全般
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Comments(3)
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量が質を上回るというのは、ちょっと違うのではと思うのですが、どうでしょうか。
あまり、タブローとドローイングを分けて考えたことは無いので、美術館の企画の在り方、細かく分類分けして啓蒙してしまおうという態度、には疑問ですね。 しかし精力的だなぁ・・・笑
0
以前知人の個展に行ったとき。作品としてできたもの、とそれができるまでのものがありました。それができるまでのもの、は鉛筆のなぐり書きだったり日々のメモだったりしたのですが、私はそちらのほうに強く惹かれました。ナマな感じがして。そんなことを思い出しました。
朝6時50分に出発して最終新幹線! わー(*^。^*) 好きなものには疲れ知らずで夢中になれますね。 そういうことを持ってるって嬉しいです。
量と質の関係をそのように固定したつもりはなくて、でも、クロッキー用紙一枚に鉛筆で描かれたドローングよりその100倍の枚数の物の方が説得力はあるかなとおもったのです。あくまでもドローイングについて、です。
『精力的』ではないですよ。いつもぎりぎりいっぱいです。ただ、癖みたいです、がんばってしまうのが。悪癖です。 ところでとっても素朴な疑問ですが、『精力的』って女性に対しても言うんですか?
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