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by hisakoinui
| 2011-06-26 00:19
| 制作日記
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去る6月6日から11日まで、東京・京橋のギャラリイKにて開催した『乾久子展ー毎日考えたことや祈ったことー』は無事終了いたしました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
少し時間がたってしまいましたが展覧会を振り返ってまいります。 ドローイング31枚と苗と土によるインスタレーション作品です。 ![]() ドローイングは"31days"というタイトルで、朝日新聞の一面3月12日から4月11日までの一ヶ月分を鉛筆で塗りつぶしたものです。3月12日の作品の前に11日の、なにも施してない一面も展示しました。 ![]() 苗と土の作品は、毎日庭で種まきして祈った行為をドローイングと見なして、庭のポットをそのまま画廊に持ち込んで展示しました。 ![]() 大切なのは日付です。 以下はコンセプト文。 『ドローイング/種まきの祈り』 毎日花の種を蒔いています。 3月11日から少したってからです。 1日にポットみっつと決めて、 蒔いたらその日の日付を記した小さな白いプレートをさします。 庭において毎日水やりをします。 この行為を続けています。 種子から発芽に向かう植物の営みに伴う有機的な何かが、 ある種の救いや望みにつながって行くように思われます。 これは私の日々のドローイングです。 会期がはじまってすぐは、何割かの方々に誤解をされたような印象を抱いてしまいました。 というのも、私は、メディア批判とか、がんばろうニッポンとか、傷ついたこころを癒しましょうとか、現代社会を斬るとか、そういった文脈で制作したわけではなかったからです。 3月11日のあと、世界のすべてが一変し、すでに会期の決まっている個展ではありましたが、それに向けて何もなかったかのような制作をつづけることはとてもできなかった、日々の思いに寄り添った作品を作る他はなかった、その結果としてこんな作品が生まれた、それがとても率直なところです。 そして、考えてみると、私はこれまでもずっと日々のドローイングを続けそれを作品化してきたのでした。だから、特別な作品を制作したという意識はありませんでした。 種まきにしても、作品にするつもりで始めたのではありません。 何も出来ない自分の無力に対して、せめて祈ることならと思ったに過ぎません。それがあるとき、あ、もしかしたらこれもわたしのドローイングかもしれない、と気付いたのでした。 そして、このありのままを作品として展示しようと思ったのでした。 だからこそ、すべてのポットに挿入されている種を蒔いた日付が記された白いプレートが重要でした。 つまり私の作品は、社会に対して拳を振り上げた作品ではなく、大変に個人的な記録(ドローイング、あるいは日記)に過ぎなかったのです。 それで、社会との関わりの文脈で作品を読み解かれると、違和感を覚えたのでした。 ですが、毎日画廊に立っていると(植物の管理のために毎日通っていたのです)、その違和感(見る人と作り手の齟齬)は薄らいでいきました。 私がどういう思いで制作しようと、制作の意図や根拠が何であろうと、目の前の作品は3月11日がテーマであることは動かしようがなかったわけです。 そして、だからこそ、たくさんの方々が、さまざまなリアクションをくださったし、ギャラリー空間で原発のことエネルギーのこと被災地のことが多く語られもしたのでした。 たとえかたがおかしいかもしれませんが、私は、こどもだった自分の日記帳が日を追うごとに成長しているような感覚をおぼえました。 半ば開き直りの今回の展示でしたが、発表するとはこういうことなのかと今更ながらにきづかされたとでもいいますか。(すこし優等生に過ぎる結論でしょうか。) 作品を媒体にして来場者の思想や生活実感に触れ得たという事実は、本当に嬉しいことでしたが、もちろん、作品自体、あるいは制作姿勢そのもへのリアクションもあって、それも大きな収穫でした。 「ダメージが大きかったのはわかるけど、作家なら、もっとフン!という態度で制作してほしい。私は3月12日もいつもどおり制作できたわよ」といってくれたのは、私が長い間尊敬している女性の平面の作家。ありがたかった。そして、この言葉のおかげで、私はますますはっきりと自分はドローイングの作家なのだ彼女とは違うのだと確信しました。日々の出来事、日々の身体性、そこからつむぎだされる線、そうした地平から私は制作しているのだということが、よくわかったのです。 作品の内容自体には一切触れず、100パーセント造形性の観点からみてくれた人もいました。新聞紙の質感、鉛筆の質感、作品のサイズ、反復という展示方法、土の量etc,etd。それも本当にありがたいことでした。 地元での活動の増加、あわせて情報のグローバル化、記録集の制作など発表形態の変化、なにより経済と家庭の事情などさまざまな理由で東京での個展が間遠になっていましたが、やっぱり、やってよかった、がんばったかいがあったというものです。 いま少し休憩している新聞紙のワークと種まきですが、もうすこし続けていくつもりです。 ▲
by hisakoinui
| 2011-06-24 16:36
| 制作日記
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土曜日 夕方からの搬入
車で東京へ移動するだけでもう疲れてしまった感がいっぱいだったが始めてしまえばまたハイな状態に。 緊張と昂揚。 やはり搬入は制作のピークだ。 友達3人と長男に手伝ってもらわなければ朝までかかったのは必至。 午前3時に帰宅。 ▲
by hisakoinui
| 2011-06-06 01:02
| 展覧会準備
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来週から始まる個展のご案内です。
乾 久子 展 『毎日考えたことや祈ったこと』 3月12日から4月11日まで一ヶ月分の新聞一面を使った鉛筆の作品31枚と、花の苗と土と映像によるインスタレーションです。 前者は『31days』、後者は『種まきの祈り』というそれぞれのタイトルがついていますが、ともに3月11日以後の私の日々の営みをすくいとったもの、いわば『ドローイング』作品です。 日々の『ドローイング』を続けるという制作スタイルは3月11日以前とかわりません。変わったのは普通だった日々が突然普通でなくなったことです。 普通の日々も普通でなくなった日々も、いつもの行為(ドローイング)を続けることのほかには出来ませんでした。ただそれが紙に線を描くドローイングでなかったのではあるのですが。 ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 会期/6月6日(月)~6月11日(土) 11:30~19:00 最終日は17:00まで 会場/Gallery K 〒104-0031東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F Tel/Fax.03-3563-4578 galleryk@nifty.com http://homepage3.nifty.com/galleryk ![]() ▲
by hisakoinui
| 2011-06-03 23:37
| 展覧会準備
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もうあと少しだ、と思っていたけどなかなか終わりません。
日付がかわるまでアトリエで作業。案外眠くならないものです。 ところで今日はものすごい驚きの電話がかかってきました。 中学生の時の私の話なのですが、、。 私を捜していたその人は、あの『探偵!ナイトスクープ』にも依頼文を出してたそうです。 これについてはまたゆっくり書きます。 KBS京都で中学生だった私のことが流れているというので聞いてみました。 それは実際忘れられないエピソードではあるのですが、ほんとに驚きました。 とりあえず、あと2日、がんばります。 ▲
by hisakoinui
| 2011-06-02 01:34
| 展覧会準備
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昨日はアトリエにふかさわ君が来てくれた。
彼は現在『五月病』なんだそうです。 私なんかと会っても、そのアパシーというかディプレっションというかそういう状況が改善されるとはとても思えなかったけど、私としてはお客さんは嬉しいもの。 いろいろ話してみると彼のことだけでなく私の現在の状況も客観的に見えて来てよかった。 なぜ新聞なのか、なぜ花なのか、なぜ日付なのか。 ディプレっションが伝染しそうな気付きでしたが、これはいけないと思ったので、今日は朝からお掃除をしました。整理整頓こそが最重要なのでした。 彼との会話の中では、ボイスを内包しているはずの現代の作家たちはいったいどういうふうに内包してるんだろうかという点、とても重要でしたが未解決です。 問題解決型のフカサワくんなのできっとこの問題も解決して行くのでは。 しかし問題解決型をおりれば五月病とは無縁に生きられるかもしれません。 とはいえ今日から6月。五月病も昨日までだよ、大丈夫。 スライドショーの制作をさっと手伝ってくれて大助かりでした。 今からは、展歴ファイルの再制作をする予定。 ▲
by hisakoinui
| 2011-06-01 11:43
| 展覧会準備
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